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【Java】Eclipseを使ってWebアプリを開発する

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EclipseでWebアプリを開発する

今回の記事ではEclipseを使ってWebアプリケーションを開発する方法を解説していきます。
この記事を読むことでEclipseを使ってWebアプリを作る基礎の基礎がわかります。

なおEclipseが既にインストールしてあることを前提に話を進めていきます。
OSはmacOSを使っています。

Webアプリを作るためにはサーブレットとjspを作る必要があります。
今回は次の3つのファイルを作成して、Webアプリがどんな流れで開発されているか解説していきます。

  • request.jsp
  • response.jsp
  • HelloServlet.java

「Eclipseを使ってWebアプリを開発する方法を学びたい」
「JavaでWebアプリを開発できるようになりたい」

という方はぜひ最後まで読んでみてください。

画像を使ってハンズオン形式で進めていくので、誰でもWebアプリを作れるようになりますよ!

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    EclipseでWebアプリのプロジェクトを作成する

    まずはEclipseでプロジェクトを作成します。Eclipseを起動し、「ファイル」→「新規」→「その他」を選択します。

    EclipseでWebアプリのプロジェクトを作成

    新しくタブが開くので「Web」の中にある動的Webプロジェクトを選択して「次へ」をクリックします。見つからない時はウィザードに「動的Webプロジェクト」入力すると見つかるはずです。

    動的Webプロジェクトを選択

    プロジェクト名を決めます。今回の例では「JavaWebApplicationSample」としました。
    ここは自由に決めることができます。

    ターデット・ランタイムはTomcat8(Java8)を選択しました。

    「完了」をクリックするとパッケージ・エクスプローラーにプロジェクトが作成されます。

    webアプリの基本設定を入力

    Eclipseを使って動的Webプロジェクトを作成する流れを知ろう!

    request.jspの作成

    Webアプリは基本的に

    • クライアントからサーバーに対してリクエストを送る
    • サーバーでリクエストに応じた処理を実行する
    • 処理の結果を表示する

    という流れで出来ています。

    この流れを意識してjspやサーブレットを作っていきます。

    まずは①のクライアントからサーバーに対してリクエストを送る役割を担うrequest.jspを作成します。

    プロジェクトを開き、WebContentの上で右クリック→「新規」→「その他」を選択します。

    request.jspの作成

    タブが表示されるのでウィザードに「jsp」と入力します。JSPファイルを選択して「次へ」をクリックします。

    JSPファイルを選択

    jspの名前を決めます。今回はrequest.jspとします。
    「完了」をクリックするとjspファイルファ生成されます。

    ファイル名を「request.jsp」に設定

    作成されたファイルの中身を編集していきます。

    まずはformタグを使ってフォームを作っていきます。
    formタグを使うことで、入力フォームを作成し、クライアントからサーバーへユーザーの入力値などのデータを送ることができます。

    <form method='get' action='HelloServlet'>
    </form>

    次にフォームの中身を書いていきます。

    今回はテキストの入力をサーバー側に送信していきます。
    inputタグを使うことで、テキストの入力欄を作成できます。

    またこのときname="textName"とすることで、サーバー側で同じ名前を指定することで入力値を取得することができるようになります。

    <form method='get' action='HelloServlet'>
        <!-- textNameという名前でテキストをサーバーに送る -->
        <input type="text" name="textName">
        <!-- サーバーにデータを送るためのボタン -->
        <input type="submit" value="送信">
    </form>

    最終的にrequest.jspの中身は次のようになります。

    <%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
        pageEncoding="UTF-8"%>
    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Insert title here</title>
    </head>
    <body>
    <!-- ここから下を追加する -->
    <!-- クライアントからサーバーにデータを送信する -->
    <form method='get' action='HelloServlet'>
        <!-- textNameという名前でテキストをサーバーに送る -->
        <input type="text" name="textName">
        <!-- サーバーにデータを送るためのボタン -->
        <input type="submit" value="送信">
    </form>
    <!-- ここから上を追加する -->
    </body>
    </html>

    formタグを使うことで、クライアント側からサーバー側にデータを送ることができる!

    サーバーでリクエストに応じた処理を実行するサーブレットの作成

    次にサーブレットを作成します。

    サーブレットは②の「サーバーでリクエストに応じた処理を実行する」の役割を担っています。
    先ほど作ったjspから送られてきたデータを受け取って、処理を行い結果をクライアントに返却します。

    サーブレットを作ります。「src」→「新規」→「その他」をクリックします。ウィザードにサーブレットと入力します。

    サーブレットの作成

    出てきたタブのJavaパッケージに「sample」と入力します。
    クラス名は「HelloServlet」とします。入力が終わったら「完了」をクリックしてください。

    HelloServletの作成

    HelloServletが作成されます。doGetメソッドとdePostメソッドがあると思います。
    今回はdoGetメソッドの中身を変更します。

    request.getParameter()メソッドを使うことで、クライアントから送られてきたデータを取得することができます。
    引数にはクライアントで「name="textName"」としていたため同じものを指定します。

    // request.jspから送られてきたテキストを受け取りtextという変数に入れる
    String text = request.getParameter("textName");

    今回は送られてきたテキストに「world!」を追加して、クライアント側に返却します。

    request.setAttribute()メソッドを使うことで、サーバーからクライアントにデータを返却することができます。
    引数にはクライアント側で取得するための名前と、実際に送る値を設定します。

    // 送られてきたテキストにworld!を追加する
    text += "world!";
    // response.jspで文字列を取得するための準備
    request.setAttribute("afterServlet", text);

    最後に画面を表示するためのコードを書いて完成です。

    // request.jspを表示する
    request.getRequestDispatcher("response.jsp").forward(request, response);

    全体は次のようになります。

    /**
     * @see HttpServlet#doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response)
     */
    protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException {
        // request.jspから送られてきたテキストを受け取りtextという変数に入れる
        String text = request.getParameter("textName");
        // 送られてきたテキストにworld!を追加する
        text += "world!";
        // response.jspで文字列を取得するための準備
        request.setAttribute("afterServlet", text);
    
        // request.jspを表示する
        request.getRequestDispatcher("response.jsp").forward(request, response);
    }

    サーブレットではクライアントから送られてきたデータを使って、処理を行う!

    処理の結果を表示するresponse.jspの作成

    最後に処理の結果を表示するresponse.jspを作成します。request.jspと同じ方法でjspを作成します。

    最初にサーブレットから送られてきたデータを取得します。
    このときrequest.getAttribute()メソッドを使うことでデータを取得することができます。

    引数はサーブレットのsetAttributeメソッドの第一引数で指定したものと同じ値を指定します。

    <%
    // サーブレットから送られてきたテキストを受け取る
    String afterText = (String)request.getAttribute("afterServlet");
    %>
    <%
    // サーブレットから送られてきたテキストを受け取る
    String afterText = (String)request.getAttribute("afterServlet");
    %>

    次に取得した値を画面に表示します。
    bodyタグ内に次のように記述することで画面に結果を表示することが可能です。

    <!-- 画面に表示する -->
    <%=afterText %>

    最終的にresponse.jspは次のようになります。

    <%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
        pageEncoding="UTF-8"%>
    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Insert title here</title>
    </head>
    <!-- ここから追加1 -->
    <%
    // サーブレットから送られてきたテキストを受け取る
    String afterText = (String)request.getAttribute("afterServlet");
    %>
    <!-- ここまで追加1 -->
    <body>
    <!-- ここから追加2 -->
    <!-- 画面に表示する -->
    <%=afterText %>
    <!-- ここまで追加2 -->
    </body>
    </html>

    サーバーで行った処理の結果を表示する

    Webアプリを実行してみる

    request.jspを右クリック→実行→サーバーで実行をクリックします。

    Webアプリの実行

    Tomcat8を選択して「完了」クリックするとサーバーが立ち上がります。
    Chrome等のブラウザで「http://localhost:8080/JavaWebApplicationSample/request.jsp」にアクセスするとテキスボックスが表示されます。

    テキストボックスに文字を入力して送信ボタンを押してみましょう。
    今回の例では「hello」と入力してみました。
    すると画面遷移し、「helloworld!」と表示されます。

    お疲れ様でした。以上がEclipseを使ってJavaでWebアプリを開発する手順です。

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    挫折せずにプログラミングを学ぶためには?

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