今回の記事ではサーブレットについてわかりやすく解説していきます。
また今後「サーブレットでWebアプリを開発してみたい!」という方向けにおすすめの記事も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
サーブレットとは
サーブレットとはサーバーサイド(バックエンド)で動くプログラムのことです。
サーブレットを使うことでJavaを使ったWebアプリケーションの開発が可能になります。
Webアプリケーションとはユーザーからのリクエストを受け取ってそのリクエストに応じた処理をサーブレット で行い、結果をユーザーに返却します。
ユーザーごとに結果が違う動的なWebアプリを開発することができます。
例えば会員制のWebサービスを想像してみてください。
ログインページでユーザーIDとパスワードを入力して、ログインします。
この時ユーザーIDとパスワードが既に登録されているユーザーの正しいものだった場合はログイン成功となり、Topページが表示されます。
このユーザーIDをパスワードがユーザーからのリクエストで、リクエストされてきた値に応じてログインできるか、ログインできないか処理が変わります。
このような処理をサーブレットを使うことで、開発することができます。
jspとは?
サーブレットと一緒に登場する用語でjspというものがあります。
jspは簡単にいうと画面の表示をする際に使われるものです。
サーブレットがユーザーからの要求に応じた処理を行い、結果をjspで表示するというような流れでWebアプリを開発することができます。
jspはHTMLの中に一部Javaのコードが混ざっているというようなイメージです。
なぜサーブレットとjspが存在するのか
細かい話をするとjspもサーブレットと同じで、jspもサーブレットに変換して実行されます。
そのためサーブレットでできることはjspでも実装できるし、jspでできることはサーブレットでも実装できます。
今後開発をしていくとわかりますが、サーブレットはほとんどJavaのコードです。
逆にjspはほとんどHTMLで、一部にJavaのコードが混ざっているだけです。
このようにサーブレットとjspを分けることでプログラマーとデザイナーの仕事を分担することができます。
それぞれが得意な分野を担当することで、効率よく開発を進めることが可能になります。
おすすめの記事
eclipseを使ってWebアプリを開発する方法をまとめた記事があります。
Javaを使ってWebアプリを開発してみたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
また当ブログではサーブレットとjspの入門としてTodoアプリを作成する記事もあります。
こちらはいくつかの記事に分かれていて、順番通りに進めていくとTodoアプリを開発することができます。
こちらも記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事ではサーブレットについて解説しました。
サーブレットはJavaでWebアプリを開発する際に利用される技術で、サーブレットを使うことでサーバサイドで動くプログラムを作成することができます。
またサーブレットと一緒に登場する用語でjspというものがあります。
jspは主に見た目を整えるためのもので、HTMLの中にJavaを記述することができます。
サーブレットとjspを学ぶことでJavaでWebアプリケーションを開発することができるようになります!