
こんにちは、大学時代にプログラミングを始め、現在はエンジニアをしているuhablog(ウハブログ)です。
今回はJavaの定数について解説していきます。
実務の現場では必ずと言っていいほど、定数が使われています。
定数の定義のみがされた定数クラスなどが準備されていて、そのクラスから定数を呼び出して、使っていくというような方法も良くあります。
そのため定数について理解しておくことは今後現場で働くあなたにとって必ず必要な知識となりますので、この記事を読んで定数を定義する方法や定数の使い方についてぜひ理解してください!
定数とは
定数とは最初の値を後から変更することができない値のことです。
Javaをはじめ多くのプログラミング言語では変数というものを使っていろいろな処理を記述していきます。
この変数は、いつでも値を変更することができます。
しかし定数はいつも同じ値であり、変更することが不可能です。
定数定義の方法
定数の宣言方法ですが、これに関しては変数の宣言方法と大きな違いはありません。
一般的に次のようなルールがあります。
- 「final」修飾子をつける
- 定数名は大文字で、単語の区切りはアンダースコア(_)で繋げる
一つ目の「final」修飾子をつけるというのは必須ですが、大文字とアンダースコアはあくまで慣例的なものです。
しかし多くの開発現場では大文字アンダースコアのルールがありますので、特別な理由がない場合はこの慣例に従っておくのが吉です。
定数の宣言は次のように行います。
final データ型 定数名 = 値;
サンプルコードで確認
では定数を使ったサンプルコードを確認してみましょう。
public static void main(String[] args) {
// 定数の宣言
final String GOOD_MORNING = "おはようございます";
final String GOOD_AFTERNOON = "こんにちは";
System.out.println(GOOD_MORNING);
System.out.println(GOOD_AFTERNOON);
// 代入はできない
// GOOD_AFTERNOON = "ご機嫌いかが?";
}
実行結果
おはようございます
こんにちは
定数クラスを呼び出す
開発現場では、定数の定義のみがされている定数クラスというものを使っていることが多いです。
定数を一つのクラスにまとめておき、その定数をシステムの様々なクラスから参照することで、システム内で同じ値を利用することができます。
定数クラスで定数を定義する際には「static」修飾子とどこからでも参照できるように「public」修飾子をつけて次のように宣言することが多いです。
public static final データ型 定数名 = 値;
実際に書いてみる
では実際に別のクラスに定数を宣言して、その定数を使ってみます。
BlogConstant.java
/**
* 定数の宣言のみを行う定数クラス
*/
public class BlogConstant {
// 当ブログのURL
public static final String UHA_BLOG_URL = "https://uhablog.com";
// 挨拶
public static final String GREETING = "こんにちはuhablogです。Javaの基礎的な内容から、Webアプリの開発方法などを発信しています。";
}
Constant.java
public class Constant {
public static void main(String[] args) {
// 定数の出力
System.out.println(BlogConstant.GREETING);
System.out.println(BlogConstant.UHA_BLOG_URL);
}
}
実行結果
こんにちはuhablogです。Javaの基礎的な内容から、Webアプリの開発方法などを発信しています。
https://uhablog.com
以上Javaの定数について解説しました。
定数は開発現場で必ずと言っていいほど登場頻度の高いものですので、マスターしておきましょう!
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