今回はmacOSにgitをインストールする方法について解説します。
gitはプログラムのバージョン管理を行うための重要なツールとして、個人での開発からチームでの開発まで様々なシーンで活用されています。
今回の記事ではHomebrewを使って、gitをインストールする方法を紹介します。
非常に簡単なので、初心者でも簡単にインストールをすることができますよ!
ちなみに僕は次の環境でgitをインストールしていきます。
- macOS Ventura 13.4
- チップ:Apple M2 Pro
Homebrewのインストール
gitをインストールするために、まずはHomebrewのインストールを行います。
Homebrewはパッケージ管理システムです。
プログラミングやシステム開発を行うときには、多くのソフトウェアやツールを利用して開発を進めていくことになります。
Homebrewはそれぞれのソフトウェアのバージョンやパッケージを一元管理してくれるいいやつです。
こちらの記事が非常にわかりやすかったので、興味がある方は読んでみてください。
すでにインストールをされているか確認する
インストールを行う前にすでにインストールされているか確認してみましょう。
ターミナルで次のコマンドを実行します。
brew -v
上記コマンドの結果、「zsh: command not found: brew」みたいな出力があればインストールはされていません。
そうではなくて、「Homebrew 4.0.23」のようにバージョンが表示されている場合はすでにHomebrewがインストールされているので、STEP2に進んでください。
インストールコマンドの実行
Homebrewのインストールは非常に簡単で、ターミナルで次のコマンドを実行します。
(2行に分かれていますが、1行で実行してください)
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
ちなみに上記のコードはHomebrew公式サイトに記載のあるコマンドになります。
コマンドを実行するとパスワードを求められますので、macにログインしている時と同じパスワードを入力します。
注意点として、この時入力しても何もターミナル上には表示されません。
途中で「return key押してくれ」と言われるので、押してあげましょう。
PATHを通す
インストールが完了したら、PATHを通します。
次のようなコマンドがターミナルに出力されているはずなので、探してきてターミナルで実行します。
このコマンドは使っているmacによって違うので、あなたのターミナルの中から探してください。
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"') >> /Users/username/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
インストールの確認
ここまできたらインストールが完了しているので、確認してみましょう。
次のコマンドを実行します。
brew -v
「Homebrew 4.0.23」のようにバージョンが表示されていたら、Homebrewインストールの成功です!おめでとうございます。
gitのインストール
Homebrewのインストールが終わったら、次はgitのインストールを行いましょう。
まずはgitがすでにインストールされているか次のコマンドで確認します。
brew list
上記のコマンドを実行して、gitが表示されていなければまだインストールされていません。
gitが表示された場合は、すでにgitがインストールされているので問題ありません。
次のコマンドを実行して、gitをインストールします。
brew install git
インストールが成功したら、次のコマンドを実行して、gitのバージョンが表示されていたら成功です!
git -v
macへのgitのインストールは以上です。
以上で、macにgitをインストールすることができました。
このようにエンジニア大学ではプログラミング初心者に役立つ情報を発信しています。
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