
今回の記事ではPostgreSQLにデータベースを作成し、その後にテーブルを作成します。
バージョンは次の通りです。
- macOS Catalin 10.15.7
- psql (PostgreSQL) 13.4
データベースの作成
まずはPostgreSQLのサーバーを起動させます。
ターミナル等で以下のコマンドを入力します。
以下先頭に「$」がついたコマンドはターミナルで入力するものとします。
$ postgres -D /usr/local/var/postgres
サーバーが起動したか確認するためにデータベースの一覧を表示してみます。こんな感じでデータベースの一覧が出てきたら完璧です。
$ psql -l
List of databases
Name | Owner | Encoding | Collate | Ctype | Access privileges
--------------+------------+------------+---------+--------+-----------------------
postgres | uha-blog | UTF8 | C | C |
template0 | uha-blog | UTF8 | C | C | =c/uha-blog +
| | | | | uha-blog=CTc/uha-blog
template1 | uha-blog | UTF8 | C | C | uha-blog=CTc/uha-blog+
| | | | | =c/uha-blog
データベースを作成しましょう。
以下コマンドでデータベースの作成ができますが「attendanceDb」は作成したいデータベースの名前を「uha-blog」はユーザー名に変更してください。
$ createdb attendanceDb -O uha-blog
先ほどの「psql -l」コマンドでデータベース一覧を表示し、先ほど作成したデータベースが追加されていればデータベースの作成は完了です。
テーブルの作成
次にテーブルの作成をします。まずはデータベースに接続しましょう。
$ psql -U uha-blog attendanceDb
接続に成功するとターミナルの雰囲気が少し変わって「attendanceDb => 」みないな感じになります。
こうなっていたらデータベースへの接続は成功しています。
テーブルの確認をしてみます。
まだ作成したばかりのデータベースに接続した場合は当然ですが何も表示されません。
attendanceDb => \d
Did not find any relations.
テーブルの作成を行います。
今回はusersという名前のテーブルを作成します。
idとpasswordというカラムを持ち、idは主キーにします。「CREATE TABLE」と表示されたらテーブルの作成は成功です。
attendanceDb=> create table users (id varchar(50) primary key, password varchar(50));
CREATE TABLE
せっかくなので作成したテーブルにデータを追加してみます。
uha-blog, keisuke, ikezakiという3人のユーザーを追加しました。
attendanceDb=> insert into users values ('uha-blog', 'uha-pass'), ('keisuke', 'professional'), ('ikezaki', 'justice');
追加したユーザーをSELECT文で取得してみます。
上手く追加されているようです。
attendanceDb=> select * from users;
id | password
----------+--------------
uha-blog | uha-pass
keisuke | professional
ikezaki | justice
(3 rows)
参考
PostgreSQLの環境をmacのローカルに作成&SQL操作(&ついでにDataGripへの接続)
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