今回の記事ではPythonで関数を定義する方法と呼び出す方法を解説していきます。
関数の定義
Pythonで関数の定義を行うには「def」を使います。「def 関数名(仮引数):」これで関数を定義することができます。仮引数はあってもなくても大丈夫で、定義の記述を書いた次の行から関数での処理を記述します。その際Pythonではインデントによってブロックを判断するので関数で行いたい処理ではインデントして記述します。
仮引数なしの関数定義
引数なしの関数は次のように定義します。
def hello():
// インデントされていると関数を呼び出した時に処理が行われる
print("hello")
// 下の一文はインデントされていないので関数を呼び出しても実行されない
print("hello")
仮引数ありの関数定義
仮引数ありの関数は次のように定義します。
def helloName(name):
print("hello " + name)
関数の呼び出し
自分で作った関数を呼び出すには「関数名(実引数)」で呼び出すことができます。先ほど作成したhelloName関数を呼び出してみます。
def helloName(name):
print("hello " + name)
helloName("Suzuki")
実行すると「hello Suzuki」と出力してくれます。
関数が定義されている位置よりも前の段階で関数を呼び出そうとするとエラーが起こります。
helloName("Tanaka") // この時点で関数が定義されていないのでNameErrorが送出される。
def helloName(name):
print("hello " + name)
また関数では戻り値のある関数を作ることができます。また戻り値のない関数はNoneを返しています。
def add(a, b):
引数で受け取ったaとbを足した値を返す
return a+b
goke = add(100, 2341) // 戻り値を変数gokeに格納
print(goke) // 2441
おすすめUdemy講座 → Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイルを学ぶオンライン講座
おすすめPython入門書