JavaScriptはWebの世界で広く使われていて、人気のある言語です。
そのためJavaScriptについて学びたい！と考えているプログラミング初心者の方も多いです。
しかし中には
JavaScirptでどんなことができるのかよくわからない
JavaScriptとJavaの違いがよくわからない
という方もいるのではないでしょうか？
そこで今回の記事では現役エンジニアがプログラミング初心者の方に向けて、JavaScriptの特徴やJavaScriptでできることについてわかりやすく解説します！
この記事でわかること
- JavaScriptの特徴
- JavaScriptでできること
- JavaScriptを初心者が学ぶメリット
- JavaScriptとJavaの違い
JavaScriptについて詳しく知りたい方やこれからプログラミングを学んでいきたい方、Webの世界に興味がある方は是非この記事を読んでみて下さい！
JavaScriptとは？
JavaScriptはWebブラウザ上で動く、スクリプト言語として広く使われています。
Webブラウザとは、今あなたがこのサイトを見る際に使っているGoogle ChromeやMicrosoft Edgeといったアプリのことです。
JavaScriptはこれらのブラウザ上で動作させることができるプログラミング言語です。
ユーザーが画面のボタンを押したり、チェックボックスの値を変えるなどのアクションを行ったときに処理を実行させることができます。
現在のWebアプリ・Webサイト制作には欠かせない言語となっていて、幅広い分野で使われています。
JavaScriptが一切使われていないWebアプリやWebサイトは存在しないと言っても過言ではないでしょう
JavaとJavaScriptの違い
JavaScriptと良く名前の似た言語として、Javaという言語があります。
名前は非常に似ていますが、中身は全然違うもので「メロンとメロンパンぐらい違う」と表現されることもあります。
JavaScriptが主にWebアプリのフロントエンドで利用されているのに対して、JavaはWebアプリのバックエンドやデスクトップアプリ、大規模な業務システムの開発で利用されています。
JavaとJavaScriptは全然違う！
【関連記事】Javaとは？初心者にもわかりやすく解説！
JavaScriptでできること
JavaScriptは主にWebの世界で広く使われています。
JavaScriptでは非常に多くのことができますが、主な使用例をいくつか紹介します。
Webサイトに動きをつける
JavaScriptが最もよく使われるのはWebサイトに動きをつける時です。
たとえば、ユーザーがボタンを押したタイミングやフォームの送信時の入力チェック、ダイアログの表示といった場面で使われています。
他にも画像のスライドショーといった場面でもJavaScriptが使われています。
Ajax通信を活用したWebアプリ開発
JavaScriptはAjaxと呼ばれる技術を使って、サーバーと非同期で通信することができます。
非同期で通信を行うことで、画面を更新することなくWebページの一部を書き換えたりすることが可能になります。
例えば、下にスクロールしていくと無限にコンテンツが表示されるアプリを使ったことがある方も多いのではないでしょうか？
あの機能はスクロールするたびに、JavaScriptが非同期でサーバーからデータを取得して画面に表示しているため実装することができています。
サーバーサイドの開発
JavaScriptは主にWebブラウザ側で利用されることが一般的でした。
しかしNode.jsという技術を利用することで、サーバーサイドでもJavaScriptを実行することが可能になりました。
そのためJavaScriptを使うことで、フロントエンドとサーバーサイドの両方を実装することが出来ます。
サーバーサイドでも使えるようになったことで、一気に対応できる開発の幅が広くなったよ
JavaScriptを学ぶメリット
初心者でも学びやすい
JavaScriptは文法がシンプルであることから、初心者でも学びやすい言語とされています。
またJavaScriptはブラウザ上で実行できるため、面倒な環境構築をする必要がありません。
Google ChromeやMicrosoft Edgeといったブラウザを開くだけですぐにJavaScriptを動かすことができます。
またJavaScriptはインタプリタ言語であるため一行ずつ結果を確認しながら実行していくこともできます。
そのためエラーの発生個所を特定しやすく、初心者でもつまずきにくい言語です。
ブラウザですぐに確認できるから、開発しやすいよ！
Web開発で広く利用されている
JavaScriptはWeb開発において欠かせないプログラミング言語となっています。
Webページに動きを付けたり要素を書き換えたりする機能を実装するために利用されています。
またクライアントサイド(ブラウザ)だけでなく、Node.jsを使ってサーバーサイドの開発も可能になりました。
それによって一つの言語を使うだけで、クライアントサイドとサーバーサイドどちらの開発もできるため学習コストや開発効率が向上します。
クライアントサイドとサーバーサイドどちらも対応できる唯一の言語！
豊富なライブラリやフレームワーク
JavaScriptでは開発をより便利に簡単にするために、多くのライブラリやフレームワークが存在しています。
フロントエンド開発では近年Vue.jsやReactといったフレームワークが使われていたり、サーバーサイドではExpressといったフレームワークが存在しています。
またWeb制作の現場ではjQueryというライブラリによって、画面に動きを付けたり画像のスライドショーなどを実装することがあります。
フレームワークを活用することで、開発効率を高めることができるよ！
まとめ：JavaScriptとは？
今回はJavaScriptがどのような特徴を持った言語で、どのような開発が得意なのかということについて初心者にもわかりやすく解説してきました。
今やJavaScriptはWebの世界では欠かせない存在となっていて、クライアントサイドだけでなくサーバーサイドの開発でも利用されています。
幅広い開発で使われているため、求人や仕事も豊富で、初心者にとってもおすすめの言語と言えます。
これを機会に少しJavaScriptについて勉強してみるのも良いかもしれません。
【関連記事】JavaScriptが学べるプログラミングスクール4選
【関連記事】プログラミング言語おすすめ5選