Java Java Todo Webアプリ開発

【JavaでTodoアプリ】ログイン機能の追加

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ウハブログ

こんにちは、大学時代にプログラミングを始め、現在はエンジニアをしているuhablog(ウハブログ)です。

前回の記事

現在Java(サーブレット・jsp) x PostgreSQLを使ってTodoアプリを作成しています。現時点での機能は次のとおりです。

そして今回はログイン機能を追加していきます。

今回は以下のような流れで開発を進めていきます。

  1. PostgreSQLのtododbにusersテーブルを追加しユーザーを登録する
  2. データベースに接続するLoginDAOの作成
  3. DAOを呼び出してログイン認証を行うLoginServletの作成
  4. ログイン画面の作成

その他の機能はこちらにまとめています。

usersテーブルの作成

まずはPostgreSQLでuserstーブルの作成を行います。

すでにtododbを作成しているので、そこにusersテーブルを新しく追加していきます。

ターミナル等で以下のコマンドを使ってデータベースにログインします。先頭の$は入力しなくて大丈夫です。

$ psql -U yourUserName tododb

次に以下のコマンドでusersテーブルの作成を行います。

今回のusersテーブルはidとパスワードのみを持つシンプルなものにしました。

なお先頭の(tododb=>)はPostgreSQL内でコマンドを実行していることを表しているので、入力する必要はありません。

tododb=> create table users (id varchar(50) primary key, password varchar(50));

作成したテーブルにデータを追加してみます。

uha-blog, keisuke, ikezakiという3人のユーザーを追加しました。

tododb=> insert into users values ('uha-blog', 'uha-pass'), ('keisuke', 'professional'), ('ikezaki', 'justice');

追加したユーザーをSELECT文で取得してみます。

上手く追加されているようです。

tododb=> select * from users;
    id    |   password
----------+--------------
 uha-blog | uha-pass
 keisuke  | professional
 ikezaki  | justice
(3 rows)

LoginDAOの作成

LoginDAOではログイン認証を行うためのデータベース接続を行います。

LoginAuthenticateメソッドを作成します。

このメソッドではidとパスワードを引数として受け取り、それに一致する情報を持つユーザーの取得を行います。

ユーザーが存在する場合はidを返却します。

存在しない場合は空文字を返却します。

LoginDAOは以下のようになります。

package model.dao;

import java.sql.Connection;
import java.sql.PreparedStatement;
import java.sql.ResultSet;
import java.sql.SQLException;

import model.DBConnection;

/**
 * ログイン認証を行うためにデータベースに接続するクラス
 *
 * @author yuhablog
 */
public class LoginDAO {

    /**
     * idとパスワードによるログイン認証を行う
     * @param id
     * @param password
     * @return 成功: id / 失敗: 空文字
     * @throws SQLException
     * @throws ClassNotFoundException
     */
    public String LoginAuthenticate(String id, String password) throws SQLException, ClassNotFoundException {
        // 返却用変数
        String resId = "";
        // SQL作成
        StringBuilder sql = new StringBuilder();
        sql.append(" SELECT ");
        sql.append("	id ");
        sql.append(" FROM ");
        sql.append("	users ");
        sql.append(" WHERE ");
        sql.append("	id = ? ");
        sql.append(" AND ");
        sql.append("	password = ? ");

        // DBに接続しユーザー情報を取得する
        try (Connection con = DBConnection.getConnection();
                PreparedStatement pstmt = con.prepareStatement(sql.toString())) {
            pstmt.setString(1, id);
            pstmt.setString(2, password);

            // SQLの実行
            ResultSet res = pstmt.executeQuery();

            // idとパスワードが一致するユーザーが存在した時の処理
            if(res.next()) {
                // 返却用変数にデータベースから取得したユーザーIDを設定する
                resId = res.getString("id");
            }
        }
        return resId;
    }
}

LoginServletの作成

次にリクエストを受け取り、LoginDAOを使ってログイン認証を行うLoginServletを作成します。

パッケージはsrc.servlet内に作成します。

LoginServletではdoGetメソッドとdoPostメソッドを作成します。

doGetメソッドの作成

まずはdoGetメソッドです。

こちらはログイン画面を表示するのみです。

login.jspは後ほど作成します。

/**
 * GETメソッドでリクエストを受け付けた時はログイン画面を表示する
 * login.jspを画面に表示
 */
protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException {
    request.getRequestDispatcher("login.jsp").forward(request, response);
}

doPostメソッドの作成

次にdoPostメソッドです。

login.jspで入力されたidとパスワードを受け取り、ログイン認証を行います。

リクエストパラメータのidとパスワードを受け取り、LoginDAOのLoginAuthenticateメソッドを呼び出します。

LoginAuthenticateメソッドは認証に成功するとidを失敗すると空文字を返却するので、それを利用してログイン成功か失敗か判定します。

ログインに成功した場合はセッションにログインしたユーザーのidを保持させておきます。

また一覧画面に遷移します。失敗した場合はログイン画面に戻します。

/**
 * POSTメソッドでリクエストを受け付けた時はログイン認証を行う
 * 成功した時はTodo一覧画面に遷移
 * 失敗した時はログイン画面に戻す
 */
protected void doPost(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException {
    // リクエストからidとパスワードを取得する
    String id = request.getParameter(Parameters.LOGIN_ID);
    String password = request.getParameter(Parameters.LOGIN_PASSWORD);

    // ログインユーザーのid
    String loginId = "";

    LoginDAO dao = new LoginDAO();

    // データベースに接続し、ログイン認証を行う
    try {
        loginId = dao.LoginAuthenticate(id, password);
    } catch (SQLException | ClassNotFoundException e) {
        e.printStackTrace();
    }

    // 遷移先のパスを保持する
    String path = "";
    // loginIdが空文字かどうかでログインの成否を判定する
    if (loginId != "") {
        // セッションにログインIDを保持する
        HttpSession session = request.getSession();
        session.setAttribute(SessionInfo.LOGIN_USER_ID, loginId);
        path = "list-servlet";
    } else {
        path = "login.jsp";
    }

    // 設定されているパスに遷移する
    request.getRequestDispatcher(path).forward(request, response);
}

Parameters.javaの編集

LoginSerlvetを作成していく中で、パラメータのやりとりがあるので、パラメータ名をParameters.javaに追加します。

/**
 * ログイン時に使用するidのパラメータ名
 */
public static final String LOGIN_ID = "loginId";

/**
 * ログイン時に使用するパスワードのパラメータ名
 */
public static final String LOGIN_PASSWORD = "lodinPassword";

SessionInfoの設定

セッションにデータを設定したり、取得したりするときの文字列を定数として持たせます。

package constant;

/**
 * セッション情報の文字列を管理するためのクラス
 *
 * @author uhablog
 */
public class SessionInfo {

    /**
     * ログインユーザーのidを取得・設定する時に使用する定数
     */
    public static final String LOGIN_USER_ID = "loginUserId";
}

ログイン画面の作成

loginn.jspを作成します。簡単なフォームを設置します。

<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
    pageEncoding="UTF-8"%>
<%@ page import="constant.Parameters" %>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Insert title here</title>
</head>
<body>
<!-- ログインフォーム。ユーザーIDとパスワードの入力を行う -->
<form action="LoginServlet" method="post">
    <input type="text" name="<%=Parameters.LOGIN_ID %>">
    <input type="password" name="<%=Parameters.LOGIN_PASSWORD %>">
    <input type="submit" value="ログイン">
</form>
</body>
</html>

動作確認

ここまできたら動作確認します。サーバーを立ち上げ、ログイン画面を表示します。

idとパスワードを入力して一覧画面に遷移したら成功です。

またusersテーブルに登録していないidもしくはパスワードを入力するとログイン画面に戻ってきます。

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