エンジニア大学ではSpring Bootで簡単なWebアプリを開発する方法を発信しています。
Javaの基礎学習が終わった方へ
・Spring BootでWebアプリを開発する
・GitHubに全コード上がっています!
今回の記事ではEclipseを使ってSpring Bootのプロジェクトを作成する方法を図解付きで解説していきます!
この記事を読むことで、Eclipseを使ってSpring Bootの開発をする準備を整えることができます。
今回はアプリを起動して、画面に「Hello, Spring Boot!!」と表示するところまで、わかりやすく解説していきます。
EclipseでSpring Bootのプロジェクトを作成する
まずはEclipseを起動してSpringBootのプロジェクトを作成します。
Eclipseでプロジェクトを作成するのは次の5STEPです。
- プロジェクトの作成
- Spring スターター・プロジェクトの作成
- Spring Bootの基本設定
- Spring Bootで使用する機能の選択
- Spring Bootプロジェクトの作成完了
プロジェクトの作成
Eclipseで「ファイル」→「新規」→「プロジェクト...」を選択します。
Spring スターター・プロジェクトの作成
新規プロジェクトを選択するウィンドウが表示されます。
検索窓に「spring」と入力して、「Spring スターター・プロジェクトの作成」を選択し、「次へ」を押します。
Spring Bootの基本設定
次にSpring Bootプロジェクトの基本設定を行います。
- 名前:Spring Bootプロジェクトの名前を自由に決めます。
- タイプ:Mavenを選択します。
- パッケージング:Warを選択します。
- パッケージ:Javaのソースコードを管理するパッケージ名を自由に決めます。
今回は以下のように設定しました。
Spring Bootで使用する機能の選択
次にSpring Bootで使用する機能の選択を行います。
こちらは後からでも追加や編集が可能なので、ここで全てを決めなければならないわけではありません。
今回はデフォルトで選択されているものをそのまま使います。
Spring Bootプロジェクトの作成完了
「完了」ボタンを押すとSpring Bootプロジェクトが完成します。
Spring BootでHello Spring Bootを表示する
Spring Bootの開発環境が整ったので、画面に「Hello, Spring Boot!!」と表示してみましょう。
「Hello, Spring Boot!!」の表示は次の3STEPで行なっていきます。
- Controllerクラスの作成
- htmlファイルの作成
- プロジェクトの起動
Controllerクラスの作成
まずはControllerクラスの作成をします。
Controllerクラスではリクエストを受け取って、どのような処理を行うか制御します。
今回は「/index」にリクエストが来たときに「index.html」を画面に表示するような制御を行います。
先ほど作成したSpring Bootプロジェクトの「src/main/java」フォルダを開いて、パッケージを右クリックします。
「新規」→「クラス」を選択してJavaのクラスを作成します。
パッケージを「com.uhablog.controller」として、クラス名を「HelloController」としました。
HelloControllerは次のようにします。
package com.uhablog.controller;
import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping;
@Controller // アノテーションを使って、Controllerクラスであることを宣言
public class HelloController {
@RequestMapping(value="/index") // 「/index」にリクエストが来たときに呼び出されるメソッドを作成
public String index() {
return "index";
}
}
簡単にコードの解説をしていきます。
@Controller
「@Controller」アノテーションをつけることで、このクラスがコントローラーであることを宣言しています。
コントローラーは主にユーザー(ブラウザ)からのリクエストを受け取って、リクエストに応じてJavaのプログラムを実行します。
つまり@Controllerをつけることで、「このクラスはユーザーからのリクエスト受け付けますよ〜」の宣言をしたことになります。
@RequestMapping
@Controllerアノテーションでユーザーからのリクエストを受け付けることができます。
@RequestMappingアノテーションで実際にリクエストを受け取ることが可能です。
今回の場合「@RequestMapping(value="/index")」としているので、「http://localhost:8080/index」にリクエストしたときにindexメソッドが実行されます。
indexメソッド
indexメソッドでは実際の処理を書いていきます。
今回は戻り値の型としてString型の"index"を返しています。
これで次に作るindex.htmlを画面に表示することが可能です。
これでサーバー(Java)側のプログラムは完成です!次に画面を作っていきましょう。
htmlファイルの作成
次に画面に表示するhtmlファイルの作成をします。
Spring Bootプロジェクトの「src/main/resources」フォルダを開きます。
「templates」フォルダを右クリックして、「新規」→「HTMLファイル」を選択します。
HTMLファイルの名前を入力します。
先ほどのControllerのindexメソッドで、「return "index";」としました。なので、ここではindex.htmlを作成します。
index.htmlで画面に「Hello, Spring Boot!!」と表示します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>EclipseでSpring Bootの開発環境を構築!!</title>
</head>
<body>
<h1>Hello, Spring Boot!!</h1>
</body>
</html>
これで画面が完成しました!最後にサーバーを起動して、確認しましょう。
Spring Bootプロジェクトの起動
では完成したSpring Bootプロジェクトを起動します。
Spring Boot プロジェクトを右クリックします。
「実行」→「Spring Bootアプリケーション」をクリックします。
ChromeやFirefoxなどお使いのブラウザで「http://localhost:8080/index」にアクセスしましょう!
画面に「Hello, Spring Boot!!」と表示されたら成功です!!
次の記事ではPostgreSQLにデータベースとデータの登録をして、登録したデータを画面に表示する一覧表示画面の開発をしていきます。
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